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● スーパーの店先で
食料の買い物はスーパーで。
一度に色んなものが購入することが出来、とても効率的。
店に入ると、野菜から始まって、魚や肉。
お豆腐や惣菜、お菓子や調味料、重いお米まで。
食卓に並ぶ食料は何でも取り揃えている。
誰もがその便利さに、利用しない人はいない。
● 専門店が廃れる中で
値段が下がって、喜ぶ消費者。
その反対に泣き続ける専門店。
価格重視の展開に付いていけなくて、
町の小さな「専門店」がどんどん廃業に追い込まれる。
そんな世の中で、ある弊害が起こっていることを、あなたはご存知だろうか。
● スーパーで手に入るもの
「スーパーで手に入るものは何ですか?」
こんな質問をしてみると、多くの人の回答がこんなものだった。
「お値打ちに買えるものがある」
「キズがないものが陳列されている」
「夕方になると、値段が下がる」
そこにあるものは、「もの」と「価格」だけだった。
● 商品ではない
これまで多くのスーパーを見てきた。
しかし、どこも手に入るものは全く同じだった。
私がいう「手に入るもの」は、商品のことではない。
「情報」という形ではないものが、
どの店も全く変わらず、同じものを提供しているのだ。
● 4つの情報
私は、スーパーで手に入るものは、たった4つしかないと思っている。
「商品名」、「産地」、「サイズ(規格)」、「価格」
どの店に行っても、これだけの情報しか提示されていない。
その中で重要なのは、「商品名」と「価格」。
● 見た目という情報は?
スーパーで購入する利点に、
「自分で選んで購入できる」というメリットを言う人もいるだろう。
しかし、よく考えてほしい。
見た目が良いものばかりが置かれていて、その中で選んだとしても、
それは制限された中での選択ではないだろうか。
● 隠される姿
ちょっとでも問題があると、売り場から外される野菜や果物。
それによって、本来の野菜の姿を隠してしまい、
本当の姿を伝えてはいないと、私は思う。
「野菜と果物はキレイであることが当たり前」
そんな間違った考えを普及し続けている。
同じやり方で栽培しても、色んな形が出来上がる。
それは人間と同じ。
● スーパーでは売れない
「キレイな形で、4つの情報」
たったこれだけの世界で、私たちは選択を強いられている。
すると、その世界しか見れなくなっている人を世の中にどんどんと生み出している。
現場で話を聞いているとき、側で見ていた人が、
「これはスーパーでは販売できないよね」と、つぶやいた。
そのときの作り手の顔は、とても悲しげだった。
● スーパーの功罪
価格を安くすることに成功したスーパー。
しかし、その反面、間違った姿を世に送り出している。
姿だけではなく、野菜や果物の考え方そのものもおかしくしてしまった。
昔は、専門店のおっちゃんが必死に訴えた野菜や果物の姿。
今は自分から気が付かないと、子供にはもっとおかしな姿を教えて、
間違った考えを持つ人を育てていくことになるだろう。
スーパーで販売されているのは、「偽りの姿」。
あなたには、そのことに早く気が付いてほしいのである。
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