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● ある一つの疑問
スーパーに行くと、商品がこんな具合で並んでいる。
入り口から、野菜や果物、お魚、お肉・・・。
その配置は、購入者がもっとも利用しやすいもの。
メニューを考える上でも、もっとも理想的と言われている。
● 名前を挙げる
大根、ブロッコリー、にんじん、たまねぎ。
ぶり、さんま、あじ、いか。
牛肉、豚肉、鶏肉。
それぞれの分野で、商品の名前を挙げてみたけど、
何か気がつくことがあるだろうか。
● 名前の意味
こうやって、いろんな食べ物の名前を挙げてみると、ある一つの事実が見えてくる。
それは、牛や豚、鶏は、必ず「肉」という文字がつくこと。
それ自体は、誰でも知っている事実。
しかし、なぜ肉という文字を付けているのだろうか。
● 肉という文字
いつごろから使われているのかは、わからない。
ただ、ここ最近、ある一つの事実が、頭を離れない。
それに気がついたとき、
自分が見ている世界がとてもせまいものだったのを痛感したからだ。
スーパーで買い物するとき、お肉コーナーを見て、
あなたはどんな気持ちになっているだろう。
私自身が買い物をするときの気持ちは、お肉コーナーでは「肉」としか見ていない。
つまり、「牛肉や豚肉や鶏肉を、命ある生き物として、全く見ていない」のだ。
● 牛、豚、鶏
これは、「肉」という文字の効果、他ならないと私は思っている。
「牛」、「豚」、「鶏」の一文字では、とてもリアルな映像が、頭の中に描き出され、
それを食べようと思うことは、その命を奪うことを意味する。
牛や豚や鶏だけでは、命を終える瞬間という、残酷な現実がイメージされる。
目を背けるために、肉という文字を付けて、
「命」というものから遠ざけているように思えたからだ。
「木を見て、森を見ない」
まさに、そんなことが肉には当てはまる。
● 勝手な考え
「そんなものは、タカさんの勝手な考えだ」と言う人もいるだろう。
しかし、一度だけ考えてみてほしい。
肉を購入するときに、あなたがどんな気持ちになっているのかを。
肉だけに目が奪われて、その肉の持ち主の命を認識しているだろうか。
● イメージする
肉というのは、動物の命の犠牲の上に成り立つ。
そう実感したのは、食べたときに、その肉の持ち主をイメージした時だ。
ただ、美味しいと感じるのではなく、そのものをイメージすること。
それだけで、思わず食べた瞬間に手を合わせたくなった。
味わうことは、その命をじっくりと感じながら、感謝することだと私は思う。
一口一口しっかりと噛みしめながら。
今からでいい。
肉を食べながら、その命の持ち主を想像してみてほしい。
そこに、どれだけの犠牲と、命が存在するのかを、しっかりと感じてほしいから。
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