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● 野菜ジュースは大人気
コンビニに行くと、野菜ジュースの多さに驚かされることがある。
それだけで1つの棚が占領されているほど。
野菜を気軽に摂取することが出来る野菜ジュース。
「1日必要とする350gの野菜を使ってジュースにしました」とか、
これだけで充足するような表記も目立っている。
そんな野菜ジュースを少しだけ考えてみたい。
● 子供にも飲ませるものだから
野菜を嫌いな子供にとっては、野菜ジュースというのは、救世主。
「砂糖がたっぷり入っているものより、野菜ジュースを飲ませた方が・・・」
というお母さんも実際にて、とても重宝されている。
確かに、野菜を食べられない子供にとっては、必要なものなのかもしれない。
でも、その野菜ジュースを取ることで、栄養不足・過多になることをご存知ですか?
● スーパー式の情報公開の欠点
ここに一つの資料がある。
野菜飲料等の商品テスト結果(2000年 国民生活センター)
少し古いが、国民生活センターが、野菜ジュースの栄養価について、分析したもの。
その中で色んな結果が報告されている。
● 栄養価をみる
このレポートには具体的な商品名まで書かれているが、ある一つの共通点がある。
ジュースには、100g中に存在する成分表が記載されている。
それと比較したときに、どれ一つをとっても、すべて充分なものが無いという事だ。
いわゆる、栄養バランスを崩している状態になっている。
● バランスを崩している理由
野菜ジュースにするには、様々な行程を経て、商品化される。
ご家庭で、ジューサーに入れて、ジュースにするだけに近いものから、
加熱をして、殺菌処理を施すものまで。
野菜は、加工をすればするほど、その栄養価を劣化させてしまう。
ジュースにすれば、その残りカスに有用な栄養価が残ってしまい、
持っていた栄養価をすべて取ることが出来ないし、
加熱処理をすれば、熱にビタミンは壊れてしまう。
その結果、バランスが崩れたジュースが出来上がる。
● 野菜ソムリエの中でも議論を呼ぶ野菜ジュース
野菜ソムリエの授業でも、取り上げられた野菜ジュース。
野菜ジュースをどんなに飲んでも、野菜と同じにはならないとあった。
絶対的なものではない。
あくまで補助的なものとして、活用すべき。
野菜には旬があり、旬では無い時期に商品化すれば、
それだけ栄養価も違ってくる。
● 野菜ジュースに役割
野菜ジュースをすべて否定するわけではない。
野菜が摂取できないときに、すばやく取れるから、
レポートにも「旅行のとき」にと記載されていた。
つまり、日常的に使うのではなく、一時的なものとして考える。
このレポートの38pから、テスト結果がまとまっている。
何がこのテストで見えるのかを、じっくりとご覧いただきたい。
「野菜は料理をして、食べるのが最も美味しいもの」と私は実感する。
手間をかけた分だけ、野菜はちゃんと応えてくれる生き物なのだ。
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