★ 野菜ソムリエが語る、食生活を豊かにし、人間として大きく進化が出来るメルマガ。
◆ 無料メルマガ「であいたび」
↓メルマガ登録はこちら↓
↓メルマガ解除はこちら↓
|
|
● 古いってなあに?
「野菜が古い」
この言葉を言うときの「古い」という意味は、野菜がとてもマイナスな時に使う。
それは、主に鮮度が悪かったりするときに使われることが多いだろう。
しかし、こんな事例をスーパーで聞いたことがある。
「じゃがいもが古いから、もっと鮮度が良いものを持ってきて!」
● 古いを考える
古いという言葉を使うとき、どのくらいで古くなるのだろうかと考えたことがある。
葉物野菜などで考えると、お店に出してから2〜3日経過したものに使われることが多い。
常温で陳列されている野菜は、2〜3日すれば、確かに葉がしおれて、見た目には悪くなる。
しかし、じゃがいもは見た目が急激に悪くなることはない。
● 古いといった理由
そのときに「古い」と言ったじゃがいもは、多少見た目が悪いものだったらしい。
デコボコしていたが、それをお客様は「古い」と考えたのだ。
しかし、じゃがいもは、本来「古い」という考えが当てはまらない。
それは、古いものほど、価値のあるものだから。
● いつ収穫したもの
じゃがいもは、その前の年の秋に収穫されたもの。
つまり、2006年3月に販売されているという事は、
2005年秋に収穫されているものを、今販売している。
時間で計算すれば、半年。
それだけの時間が経過すれば、「古い」と思う。
● 時間が経てば経つだけ
そんなものを食べていると思うと、新物を食べたくなる人もいるだろう。
しかし、じゃがいもは、この時期に劇的な変化をしている。
それは、長期間の貯蔵で、より美味しくなっているという事。
じゃがいもは、時間が経過すれば、デンプン質が変化して、糖分になる。
2℃で5月まで貯蔵すれば、おおよそ約5%程度のアップと言われている。
つまり、この時期は、収穫してばかりものよりも、甘味が増しているのだ。
● じゃがいもの旬は3〜5月
3月に入れば、新じゃがいもの季節。
すると、新物の方が美味しく見えてしまい、長期貯蔵したじゃがいもには、見向きもしない。
しかし、本当に美味しいものを望むなら、この時期のじゃがいもが最も美味い。
それは、時間がくれた贈り物。
じゃがいもの旬はいつかと言われたら、「貯蔵物で、3月からですよ」と私は胸を張って言う。
● 古いだけでは表せない
じゃがいもだけではない。
さつまいも、かぼちゃ、長芋、年明けのかんきつ類など。
それぞれ、時間をかけることでより美味しくなっていく。
野菜のよさを見出すには、それぞれの生い立ちを知る必要がある。
それは、知ったものにしか出会えないこと。
あなたに今一度問うてみたい。
本当の良さを見逃していませんか?
時間が経過していることが悪いことですか?
人間と同じで、時間が経っていれば、それだけ経験を積むことが出来るはず。
その分、人間としての味わいも深くなっている。
まったく、それと同じことが、野菜でも起こるのだ。
|
|