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● 荒川静香さんのインタビュー
先日、テレビを見ていると、荒川静香さんのインタビューを放送していた。
この荒川静香さん。世界選手権で金メダルをとったほどの、実力の持ち主。
→ 荒川静香さん
しかし、採点基準の変更、ライバルの出現で、名前を聞くことが少なくなっていた。
今の採点方式はジャンプやスピンを重要視をしていて、
ジャンプが不得意な荒川選手は必然的に得点数が伸びなくなったからだ。
それでも、自分の持ち味に磨きをかけて、トリノオリンピックの代表選手に選ばれる。
● 世界一の技
「イナバウアー」
彼女がもっと愛する技であり、世界一の演技と言ってもいい。
その演技が、新しい採点基準では、「技のつなぎ目」としか評価されなくなった。
代表選手の座をつかむまで、その技を封印したが、
「トリノの舞台では、その技の封印を解く」
と、インタビューで語っていた。
● 記録よりも残るもの
彼女の言葉は明確だった。
「記録に残るよりも、印象に残る演技をしたい。
私の演技で、今の採点方法が変わってしまうくらいに。」
その言葉を語るときの目は、輝きが増した気がした。
● 新しいものがいいか
採点方法の変更は、審判の不正な採点をさせずに、公正にジャッジをするため。
しかし、変更前の世界で生きてきた者にとっては、
前に進めなくなってしまうことがある。
自分のやってきた栽培方法が一番良いと考えていた人が、
いきなり「それは法律に触れるから」と言われること。
それと全く同じ。
● 裏側を見ていなかった
新しいものは、良いこととして受け入れられる。
それに加えて、優位性しか見ていないことが多い。
その裏側にはどれだけの人が泣いているのかを知らずに。
今回のインタビューを見て、新しい採点方法だけを見ていた自分を恥じていた。
その世界で生きている人もいるんだということを。
● 食べ物とは
安全性が一番叫ばれている。
そのために、色々な法律があるけど、忘れてしまっていることがある。
野菜・果物は「美味しいもの」だということ。
法律を守っているだけで、本当に美味しい野菜になっているかどうかは、別の問題。
安全性を確保されているだけが農産物ではない。
美味しい物に仕上げて、初めて野菜・果物といえる。
● だから、ソムリエは提案します
イナバウアーを披露する荒川さん。
それを行っても、大きな得点にはならない。
得点よりも大切なもの。
それは「荒川静香」が「荒川静香」であるための、存在意義を示すこと。
作り手も、「法律で締め付けるよりも、俺たち本人や野菜を見てほしいと」と
話を聞いたことがある。
「美味しいものを作りたい」
その気持ちは法律など基準ではなく、人の心で感じること。
野菜は言葉を語ることが出来ない。
でも、その作り手の思いを感じることが出来るはず。
作り手の話に今一度、耳を傾けてみるべきじゃないだろうか。
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