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「いただきます」をしていますか
食べる前に必ずすること。
「いただきます」
「両手を合わせて拝む」その行為は、日本人にとっては、とても自然な行為。 しかし、その意味を伝えられている人は多くない。
形だけでなく、その意味を知ることで、本当の「いただきます」に。
今日、この意味を伝えていく。 本来の「いただきます」を知ってほしい。
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いただきますの意味
「いただきます」には、元来2つの意味がある。
その一つめの意味は「命をいただく」こと。
生きているものを殺して、自分の命とする。
私たちの「生」は、他の生き物の命の犠牲に成り立っている。 だからこそ、その生き物に感謝するため、食べる前に拝む。
しかし、このことは多く語られていること。
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料理に謙る
こちらの意味は、知られていない。
それは「料理に謙る(へりくだる)」ということ。
日本の歴史を紐解かなければ、理解が難しい意味。 何ゆえ、料理に謙るのか。
それは食事の風景で理解できる。
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お膳を運ぶとき
今、ご家庭の食事は大皿で盛って、みんなで分けて食べるスタイルが多くなった。 しかし、昔の日本では、そのような考え方ではなかった。
大人、子供、まったく関係なく、一人に人間に一つのお膳が用意される。 そのお膳は、人間の頭よりも、高いところに掲げられて、運ばれてくる。
つまり、頭より高いということ。 頭が高い(ずがたかい)行為とは、尊いものにするもの。
テレビでよく「頭が高い!控え!控え!」という場面を思い出してほしい。
どんな人に向かってその行為が行われているのかを。
● 食べる前から尊い命
頭よりも高いところに食事を掲げられるお膳。 これは、その食事の材料になった命を認めての行為。
人は、食べ物よりも低い位置にある。
先ほども書かせて頂いたが、他生物の犠牲の上に、私たちの生は成り立っている。
食べるものがなければ、いつかは死んでしまう人間。 食べ物があってこそ、人としての生かされる。
食べ物よりも下になって、その命に感謝する。 先人たちはそんなことを、「いただきます」の意味に込めているのだ。
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だから、ソムリエは提案します
「いただきます」をしなくなっていく現代人。 自分自身さえも忘れそうになってしまうことがある。
今、ここに伝えた「いただきます」の意味。
なぜ「いただきます」をするのかを考えてみる。
親に言われたからだけというのではなく、 これからは、「そこに命があるから」と胸を張って言ってほしい。
日本の慣習や文化には、必ず意味がある。
外国の人からこの「いただきます」という行為を見ると、とても感銘深く、 すぐにその行為を取り入れたとメールをいただいた。
外国の人もする「いただきます」。 本家本元がしないわけには、いかないじゃないか。
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