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● 妻からの話
私の妻は保育士をしている。
保育士という仕事の中に、年に数回の研修がある。
研修というのは、現場で働いていらっしゃるベテラン先生からの事例報告。
現場で起こっていることをそれぞれに紹介をしながら、今の保育と見つめなおすのだという。
その中で驚くべきの事実が公開された。
今日は、それを元に「ある行為」について考えてみたい。
● いただきますを強要する?
あるベテラン先生が実際に体験した話。
その保育園のお昼ごはんは、給食。
園児たちは、いつも美味しそうに食べていた。
そこにあるお母さんから、クレームが付いた。
「給食を食べさせる前に『いただきます』を強要させないでください!」と。
● お金を払っているから
保育園では、食べる前にみんなで一緒に「いただきます」をしてから、食べ始める
それを、そのお母さんは、
「私が給食代を払っているのだから、どのように食べてもいいはず。
それを食べさせる前に『いただきます』を無理やり言わせるなんておかしい!!」
「ご飯をお金で買っているのだから、それは購入者の勝手でいいはず」という意見。
これを妻から聞いて、私は怒りにも似た感情を覚えた。
● 目の前にある食べ物は誰のため?
今、私たちの目の前にある食べ物は、誰のためにあるのだろう。
食べ物は、もともと命あるもの。
それに敬意を払うことは、もっともな行為。
「魚や肉や野菜を食べるということは、その命を自分の体で生かすことだ。」
名古屋の飲み会で、あべまゆみさんは、自分の子供たちに、
上記のことを言い聞かせていると言っていた。
それはまさに、「命の教育」だと思った。
● だから、ソムリエは提案します
「いただきます」の意味を忘れたお母さん。
命の大切さを知らずに、大きくなっていく子供たち。
その将来はどんなものになっていくのだろうか。
だからこそ、今一度、「いただきます」の意味を考えてみよう。
なぜその行為をするのか。
なぜその慣習がずっと続いているのか。
形ばかりを真似するのではなく、その本質を見出す時期。
「日本人は形ばかりキレイで、中身がない人が多い。だから、しっかりと本質を見極めるんだ。」
カンフーを習っていたときに、老師から言われた、「技を習得する」ときの言葉。
行為には必ず意味がある。
食べ物はお金の価値しかありませんか?それとも、それ以外に何かありますか?
いろんな意味が、そこにはある。
「いただきます」をするときの気持ちを、見つめ直してみようじゃないか。
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