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● スーパーで声をかけられる
「朝取りだから、新鮮だよ〜!!」
スーパーの定員さんから大きな声がかかる。
その掛け声を聞いて、2〜3名のお客さんがその売り場に足を進めた。
これからの時期、葉物野菜が旬を迎える。
ほうれん草、小松菜はもっとも美味しい時期となる。
でも、「朝取り」という言葉の本当の意味を、どれだけの人が知っているのだろうか。
「朝取り」という言葉の意味をあなたはしっかりと理解していますか?
● 朝に収穫する
農産物はほとんど朝に収穫する。
日中に収穫できるのは、果物など。
葉物野菜は朝に収穫しないと、
あっという間に鮮度が落ちて、出荷が出来ない状態になる。
鮮度からいうと、朝取りは必要不可欠。
でもある部分を全く見ていない。
それは栄養価。
● 光合成を思い出そう
小学校の理科の授業でも習った光合成。
日光が葉の葉緑素に当たると二酸化炭素と使って、
酸素や糖やビタミンCを作り出す。
酸素は外へ、糖やビタミンCは自分の体の中に溜め込んでいく。
しかし、夜になると、日光がないために光合成が出来ない。
すると、植物は日中に溜め込んだ糖とビタミンCを使って、自分の体を育てていく。
暑い時期は、1日に1〜2cmなんて伸びてしまうことも。
それだけの成長をしている。
● 朝取りの野菜の状態は
日光が無い夜の間に成長する野菜たち。
朝取りのときにどんな状態になっているかというと、
自分の成長にエネルギーを使い、もっとも糖やビタミンCが低下している。
もし、私達が徹夜して朝帰りしたときはどうなるだろうか。
それと全く同じ状態。
だから、家庭菜園をしている人はどうか夕方に収穫をして欲しい。
また、近くに農家の方が居て、直接購入されるのなら、夕方の方がいい。
その方がより栄養価が高いものが手に入るから。
● だから、ソムリエは提案します
そうは言っても、「朝取りのものしか手に入らないじゃない」という声が上がるだろう。
でも、考えて欲しい。
答えばかりを求めるのではなく、事実を踏まえて、どう対応するかを。
夕取りをすれば、栄養価は高いけど、日持ちはしにくい。
朝取りをすれば、栄養価は低いけど、日持ちはしやすい。
それぞれ、メリット、デメリットがある。
魚だって同じこと。
生まぐろと冷凍まぐろ。
どちらを購入するかは、その人のライフスタイル。
私があなたに伝えたいこと。
その答えにすがるのではなく、その答えを元にどう動くかを考えられる人に。
その一つのきっかけとして、このサイトを使って欲しい。
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