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Home > ソムリエ > 冬至に食べられないかぼちゃ



● 冬至かぼちゃ

「かぼちゃ」と聞くと、すぐに「冬至」を思い出す人がほとんどだろう。
「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」という言い伝えがある。

これはかぼちゃに多く含まれているカロテンが、
風邪の入り口である「のど」や「鼻」の粘膜を保護し、
再生する機能を持っているからといわれている。

冬場に食べられる野菜が少なくなるので、
保存食としてのかぼちゃはとても貴重だったから、この言い伝えになった。


でも、今はそのかぼちゃを冬至に食べることは出来なくなった。


● そこまで日持ちしない「かぼちゃ」

実は、冬至まで国産のかぼちゃが日持ちしなくなったのが原因。
昔、かぼちゃには必ず砂糖を入れないと甘くなかった。

それが品種改良されて、砂糖を入れなくても甘いものが多くなった。

甘いものは日持ちがしない。
みかんでも甘いものは早く痛む。
それと同じで、長期保存が出来たかぼちゃが冬至まで持たなくなってしまったのだ。


● 冬至の時には、外国産のものばかり

だから、冬至のときに、スーパーに行くと、
トンガやメキシコなどと外国産のものばかりが並んでいる。

唯一国産は白かぼちゃと言われる「表皮が真っ白なかぼちゃ」。
雪化粧や白爵といったものしか無いのだ。

食味を考えると、栗かぼちゃが一番人気。
食べようと思えば、外国産のものを食べるしかない。


それは美味しいものを追求した結果、起こってしまった弊害。


国産のを食べたいからといって、南の地域で無理にハウス栽培をして、
収穫したてのものよりも、長期貯蔵したものの方が断然旨い。


かぼちゃ特有のホクホク感が全く違うから。


人間の欲望が、こんなところにも影響しているのです。

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